「性暴力のない社会」をめざす会にご賛同いただいている団体を紹介いたします。
AC自助グループ/人権団体「いやし・は~と」は、AC(アダルトチルドレン)による生きづらさを抱えた当事者が語らう会です。AC(アダルトチルドレン)とは、虐待やDV、暴力、暴言、育児放棄、過剰な期待など…家庭内の様々な問題によって安心できる環境で育つことができなかった人たちのことです。
ACの当事者には家庭内や家庭外での性暴力の経験がある方も多くいます。安心できない環境で育った当事者は自己肯定感を保つことが難しく、心身の不調、人間不信、フラッシュバック、依存症、ハラスメントなどの苦難をより多く抱えて生きています。
そんな当事者が仲間に出会い、つながり、日常の他愛ない話から、深い人生の話まで安心して話せる。そんなあたたかい場をつくられています。また、人権=「誰かが誰かの、こころ・身体・尊厳・命を傷付けるのを許さない」という理念を最も大切にして活動しています。「生きづらさはその人個人の問題ではなく、社会できちんと向き合うべき大きな問題である」との思いから、様々な団体とのネットワークを創ることにも尽力されています。
「性暴力のない社会」をめざす会は、社会課題と向き合い、当事者と語らい、安心な居場所をつくるAC自助グループ/人権団体「いやし・は~と」と連帯し、性暴力被害の現状を変えていけるよう活動を続けてまいります。